一人暮らしで部屋探しをしていると、「北向きはやめた方がいい」「日当たりが悪い部屋は住みにくい」といった話をよく聞きます。実際、不動産サイトでも南向きの物件は人気が高く、北向きの部屋は比較的家賃が安く設定されていることが多いです。

しかし、本当に北向きの部屋は住みにくいのでしょうか?

今回は、実際に北向きのアパートに住んだ私の体験も交えながら、「北向きの家のメリット・デメリット」について紹介します。

目次
  • 北向きの家とは
  • 北向きの家のメリット
    • 家賃が安い
    • 夏は気温が上がりにくい
    • パソコンやゲームがしやすい
  • 北向きの家のデメリット
    • 湿度が高くなりやすい
    • 部屋が暗く感じやすい
    • 冬は寒く感じやすい
  • ネットの情報は本当?
    • ダニやカビは発生しやすい?
    • 本当に夏は涼しい?

北向きの家とは?

北向きの家とは、主に窓やベランダが北側に向いている部屋のことを指します。

一般的に、日本では太陽が南側を通るため、北向きの部屋は日光が入りにくく、「日当たりが悪い部屋」と言われることが多いです。特に冬場は直射日光がほとんど入らない場合もあり、部屋が暗く感じやすい特徴があります。

そのため、部屋探しでは「南向き」が人気ですが、北向きにも実はメリットがあります。


北向きの家のメリット

家賃が比較的安い

北向き物件の最大のメリットは、家賃が安めに設定されていることです。

同じ広さ・同じ立地でも、南向きと比較すると数千円安いケースも珍しくありません。一人暮らしでは家賃の差が毎月の生活費に大きく影響するため、「少しでも固定費を抑えたい」という人には魅力があります。


夏は気温が上がりにくい

北向きの部屋は直射日光が入りにくいため、夏場でも室温が上がりにくいという特徴があります。

南向きの部屋では、夏に強い西日や日差しでかなり暑くなることがありますが、北向きの場合は比較的快適に過ごしやすいです。


パソコンやゲームがしやすい

北向きの部屋は日差しが強くないため、画面の反射が少ないです。

そのため、

  • パソコン作業
  • ゲーム
  • 動画視聴

などをする人にとっては、実はかなり快適です。

のじのじ(投稿主)

私自身も、日中にモニターが見づらいと感じることが少なく、作業環境としては悪くないと感じました。


北向きの家のデメリット

湿度が高くなりやすい

私が一番のデメリットがと感じているのは湿度が高いことです。

冬場は問題ないのですが夏は晴れの日で70~80%、夏で雨が降ると90%近くまで湿度が高くなりました。快適で健康的な室内温度は40~60%とされているため非常に高いことがわかります。そのため、夏で家にいるときは常にエアコンの除湿をかけています。

また、洗濯物も少し乾きにくいと感じています。部屋干しの場合は除湿を行わないと生乾きが気になってしまうかもしれません。


部屋が暗く感じやすい

やはり、日光が直接入らないため基本的に部屋は暗いです。

私は天気や季節にかかわらず昼でも照明が必要になることが多いです。朝日も入りにくいため、「自然光で目覚めたい」という人には向いていないかもしれません。

実際に住んでみると、想像以上に「日光が入る部屋」の快適さを感じる場面は多いです。


冬は寒く感じやすい

日光が入りにくい分、冬場は部屋が冷えやすいです。

特に木造アパートでは寒さを感じやすく、暖房費がかかることもあります。実際に私も、冬はかなり寒く感じる日がありました。

北向きの家では寒さ対策をしっかりとることが重要だと感じました。

ネットの情報は本当?

北向きの部屋について調べると、「カビが発生しやすい」「気温が上がりにくいから夏は涼しい」など、さまざまな情報を見かけます。しかし、実際に住んでみると、すべてが極端に悪い・良いというわけではありません。ここでは、よく言われる内容について実体験も含めて紹介します。


ダニやカビは発生しやすい?

結論から言うと、南向きの部屋と比較すると発生しやすい傾向はあります。

北向きの部屋は日光が入りにくいため、湿気がこもりやすく、特に梅雨や冬場は結露が発生しやすくなります。その結果、

  • クローゼット
  • 窓際
  • ベッドの下

など、空気がこもる場所ではカビが発生しやすくなる場合があります。

ただし、「北向きだから必ずカビだらけになる」というわけではありません。

実際には換気や除湿器などで湿度が上がらないように対策をしていれば、大きな問題なく生活できるケースも多いです。私は3年間北向きの部屋に住んでいますが1度もカビやダニを見ませんでした。

逆に、南向きでも換気不足ならカビは発生します。そのため、「北向き=絶対に危険」というよりは、“湿気対策を意識する必要がある部屋”というイメージが近いと感じました。


気温が上がりにくいから夏は涼しい?

北向きの家は日光が直接入らないから涼しいという話をよく聞きます。

結論から言うと、しっかり除湿をすれば涼しいです。

先ほど気温が上がりにくいというメリットと湿度が高くなりやすいというデメリットを紹介しました。気温は高くなくても湿度が高いため結果的にとても蒸し暑くなります。特に学校や仕事から帰ってきたときの「むわっ」とした熱さをとても感じます。しかし、裏を返せば湿度が下がれば気温はそこまで高くないため冷房を使わなくても除湿をするだけである程度涼しくなります。

のじのじ(投稿主)

北向きの家では暑さ対策については気温よりも湿度に着目するべきだと感じています。


まとめ

北向きのアパートは「日当たりが悪い」というイメージがありますが、必ずしも悪い物件とは限りません。

確かに、

  • 部屋が暗い
  • 湿度が高い
  • 冬が寒い

といったデメリットはあります。しかしその一方で、湿度の管理を適切に行えば

  • 家賃が安い
  • 作業環境として快適

といったメリットもあります。